過去最悪の就職内定率(10月1日現在)が発表以来、
テレビ・新聞でも大々的に取り上げられている大卒予定者の就活状況。
1996年に現在の統計方法に変わって以来、また
約7年前の就職氷河期と言われた大学卒の就職率低迷の時以上に
状況が悪くなり、就職超氷河期とまで言われている現在。
就職の内定を求めて奔走する大学生の姿が番組にも痛々しく映っていました。
各地で開催されている就活のための合同就職説明会に
いま現在も大学生4年生が殺到している状況は
今までと比べても可愛そうに思える現実、ほんと大変だと思います。
「50社回って内定ゼロ」「40社受けて内定なし」とことごとく落ちるのは辛いことです。
就活しているなかで「自分にも準備不足がある」と自分自身、反省する声もあるようだけど、
時代によっては誰でも内定がもらえたありがい時代も間違いなくありました。
時代の移り変わりによって生じるこれだけの就活・内定の落差を学生自身ですべてを受け止めろというのは
かなり酷なことのように思いますね、いまの社会、経営者や大人が作った環境でもあるのだから。
今回の就職内定率の悪化は大学の善し悪しや国公立、私立を問わず起きている現象のようです。
それぞれが目指す就職先のハードルの高さの違いもあるので一概には言えないにしても
自分たちの努力だけではどうにもならないところへ来ているのも確かかも。
雇用のミスマッチもよく言われている話だけど、本当にそうなの?とも思う。
大企業の求人が就職希望者1人に対して0.57件であるのに対して
中小企業への就職希望者の求人は4.41件もあるといいます。
確かに、どこでもいいと言ってしまえば就職先もあり内定ももらえるのかもしれません。
しかし、いまの社会情勢を目の当たりにしているからこそ、安定志向が強まり雇用のミスマッチが起きる。
大学生が就活に対してこういう安定志向パターンになるのは当然といえば当然という気がします。
自分だったらどうかと考えると、自分自身によほどの自信が無い限り、安定した就職先を選びます。
とは言え、大学を卒業したら就職して働くというのは普通のことなので就活を頑張るしかないのが現実。
大変な状況でも諦めることなく、少しでも希望に近い就職先を見つけるために
就活を続けることで何か道が開ける可能性もあるはず。
どんなに厳しい状況でも諦めず、少しずつでも前に進んでいければいいですね。
そのためには、情報だけはどんどん集めておけば、いつかピンとくる会社があるかもしれないので
まずはもう一度最初から就活のための情報収集をしてみるのもいいのかも。
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